十字屋きりたんぽ店

本場大館で愛される、きりたんぽ専門店

秋田のソウルフード「たんぽ」

十字屋きりたんぽ店は、昭和23年の創業以来、伝統の味を引き継いだこだわりの「たんぽ」を作り続けるお店です。「きりたんぽ」は、棒につぶしたお米を巻き付けて焼いたものと思われがちですが、実はその状態のものは「たんぽ」。鍋に入れていただく状態は切られているので「きりたんぽ」と言うのです。秋田県では、棒につけたまま、切らずに1本の状態で味噌を付けて「みそたんぽ」としてもいただきます。ちょっとしたおやつや、お祭り・イベントなどでも親しまれている、秋田自慢のソウルフードです。

「米」へのこだわり

十字屋のこだわりはお米。美味しいたんぽを作るために、長年にわたり研究を重ねて作った十字屋オリジナルブレンドの「にしき米」を使い、弾力と旨味のあるたんぽを生み出しています。原料は米と水だけと、とってもシンプル。炊いたご飯をつぶし、1本1本丁寧に、秋田杉の串に巻き付けていきます。粗熱を取り、冷蔵庫に入れてさらに乾燥させてから、同店開発の「きりたんぽオート」で焼いていきます。トンネルを出てくる頃には、こんなに美しい焼き上がりに！

手作りで伝える、ふるさとの味

常温で販売できるレトルトのきりたんぽとは違い、十字屋のきりたんぽはすべて「生」。日持ちはしませんが、その美味しさは段違いだと言います。『一度食べると、これじゃなきゃダメって言ってくださる方も結構多いんですよ。特に年末年始はきりたんぽ鍋を食べるという方が多いので、大忙しです！お母さんたち総出で手作りしていますよ』と、店主の岩井キエ子さんは笑顔で語ってくれました。
大館を代表する手作りきりたんぽ、ぜひお楽しみください。

Item List十字屋きりたんぽ店の商品一覧