小坂七滝ワイナリー

小坂のテロワールを感じる、こだわりのワインづくり

十和田湖

小坂七滝ワイナリーとは

代表取締役 高橋竹見さん
小坂七滝ワイナリーは、2017年10月にオープンしたワイナリー。小坂町の環境を活かして育てたぶどうを使い、ワインを製造しています。
しかし、『ここまでの道のりは苦難の連続でした』と語るのは、代表取締役の髙橋竹見さん。小坂町はもともと、鉱山で栄えた町でした。鉱山が不況になってきた昭和の終わり頃、鉱山の他にも新しい産業を起こしたいという想いで始まったのが、小坂町オリジナル品種でのワイン造りだったのです。

苦難を乗り越えて出会った「山ぶどう」交配品種

ぶどう栽培を始めたのは、今から30年以上前の1988年。標高270~300mに位置する鴇(ときと)地区は、十和田湖の大噴火によって堆積した火山灰土壌で水はけが良く、ぶどう栽培に最適な環境です。しかしそんな場所でも、ほとんど収穫できないという日々が何年も続きました。ヨーロッパの栽培方法を真似しても、小坂の気候風土には合わなかったのです。そこで、日本に古くから自生する山ぶどうの特性を活かしたワイン専用種「山ぶどう」交配品種にこだわり、産地化に成功。2017年に念願だったワイナリーを建て、小坂で育てたぶどうを小坂でワインに加工・販売できるようになったのです。
ぶどう

こだわりの日本ワイン

製造工程
小坂七滝ワイナリーのワインはすべて、国産の生のぶどうを100%使用し、国内で製造したこだわりの「日本ワイン」。あえて樽は使わず、ぶどうの品種による味や香りの違いを明確に感じられるよう醸造しています。赤ワインはひと冬~1年寝かせて、柔らかくなったものを出荷しています。白ワイン・ロゼワインには、圧搾しないで自然に垂れ落ちるフリーラン果汁のみを贅沢に使用し、ジューシーでフルーティーな味わいを生み出しました。ぶどう生産者の想いがたくさん詰まったワインをぜひ、ご堪能ください。

Item List小坂七滝ワイナリーの商品一覧