山田桂月堂

大館に寄り添うお菓子作り

およそ120年、愛され続ける老舗

創業1901年、羽二重旦那の異名をもつ山田暦人さんが現在4代目として看板を守っている山田桂月堂。「お菓子を通じて、もっとたくさんの人に大館市を知ってもらいたい」と熱心にお話を聞かせてくれました。大館市で採れたえだまめを使用したお菓子を考案したり、同市内の紅茶専門店とのコラボレーションなどを通じて、地域おこしに意欲的に取り組んでいます。「大館市と人びとをつなぐ、架け橋になるようなお菓子をつくっていきたいですね」

新旧ロングセラーが並ぶ店内

その山田さんが生み出したのが、同店の新たな定番商品として根付いている「羽二重餅」。修行中、ひょんなきっかけで出会った羽二重餅に、バリエーション豊かなクリームを組み合わせました。「いわゆるクリーム大福とは違います。中に包んだクリームと、羽二重餅のなめらかな食感が口の中で溶け合う、新感覚のお菓子です」。定番フレーバーはいちご、抹茶、くるみ、枝豆の4種類ですが、季節に応じて旬の食材を使った限定フレーバーも取り揃えています。新しいお菓子の開発に意欲的な一方で、創業当時からの味を守り抜くことにも余念がありません。特に長年親しまれている「明がら寿」は、発売当時から変わらないレシピで作っているのだとか。長年親しまれ続ける味をぜひおためしください。

Item List山田桂月堂の商品一覧