てぃっちゃん農園
美味しくて安全なジャムを全国に届けたい
栽培から加工、販売まですべてを担う夫婦手作りのジャム
農薬や化学肥料を一切使わずに自家栽培したブラックベリー(キイチゴ)を使った「木いちごジャム」を製造するてぃっちゃん農園。『甘酸っぱくて後味がすっきりしているのが特徴』と語るのは、代表の安部貞一さんです。今は栽培から加工、販売まですべての工程を夫婦二人だけでおこなっていますが、もともとは市職員やバス運転手といった経歴。農業や食品製造には全く縁がなかったと言います。『青森県の三戸で出会ったガマズミゼリーが特産品になっているのを見て、自分でも何かできないかと始めたのがきっかけでした』
キイチゴ本来の味を活かした加工・製造
キイチゴの栽培には、バス運転手時代の経験が活きたと言います。『白神山地の観光ルートを案内していたんですが、それがきっかけで植物のことを勉強していたんです。どうやって生長するのかなどを知っていたことが活きました』
一方で、難儀したのは加工。実の3割ほどに種が入っているのですが、種が残ったままだと舌ざわりが良くありません。そこで、手作業で種を丁寧に取り除き、キイチゴとグラニュー糖のみで、通常の2倍以上の時間をかけて煮詰めていると言います。『素材の味が感じられる、美味しくて安全なものを届けていきたいですね』と語ってくれました。
一方で、難儀したのは加工。実の3割ほどに種が入っているのですが、種が残ったままだと舌ざわりが良くありません。そこで、手作業で種を丁寧に取り除き、キイチゴとグラニュー糖のみで、通常の2倍以上の時間をかけて煮詰めていると言います。『素材の味が感じられる、美味しくて安全なものを届けていきたいですね』と語ってくれました。